
部屋探しは何から始めるかを最初に整理しておくことが大切です。
条件がはっきりしていると、見るべき物件情報が絞りやすくなり、無駄なくお部屋探しを進められます。
この記事では、初めて上京する方に向けて、部屋探しは何から始めるべきかを順番に解説します。併せて、ポータルサイトと不動産会社の違いや申し込み前に見ておきたいポイントもまとめました。
東京での新生活を安心して始められるように、失敗を防ぎやすい進め方を一緒に見ていきましょう!
・最初に決める条件は、家賃の上限・通勤通学にかけられる時間・外せない条件1つ。
・ポータルサイトは相場確認・比較向き、不動産会社は空室確認・相談向き。
・気になる物件は、募集状況・初期費用・家賃発生日・内見の有無を確認。
上京時の部屋探しは
何から始める?

初めての上京で部屋探しをする時は、いきなり物件を探し始めるのではなく、まずは「入居時期」「家賃目安」「住みたいエリア」を先に決めておくことが重要です。
最初に順番を決めておくと、ポータルサイトや不動産会社で物件情報を集めやすくなります。
上京日から逆算して、部屋探しを始める時期を決める
まず最初に決めたいのは、入居時期です。
一人暮らしを始めるまでには、内見・申し込み・入居審査・契約・引っ越し準備と、いくつかの手順があります。
そのため、引っ越したい時期の直前に動き始めると、気になる物件が見つかっても、入居までに間に合わないことも…。
まずは、上京日から逆算して、お部屋探しを始める目安期間を設定しましょう!
引っ越し時期ごとの部屋探しを始める目安
| 時期 | 始める目安 |
|---|---|
| 3~4月 | 1月〜2月上旬 |
| 5月〜8月 | 1か月半〜2か月前 |
| 9月〜12月 | 1か月半〜2か月前 |
▼ この記事も読まれています
部屋探しはいつ始めるのが正解?上京前に押さえたいポイントを解説
最初に決める条件は「家賃・通勤通学に
かけられる時間・外せない条件1つ」
次に整理したいのは、お部屋に求める条件です。
ただし、最初から細かい条件をたくさん決めすぎると、候補物件が一気に減り、かえって探すのが大変になることがあるので注意が必要です。
初めての上京で部屋探しをするなら、まずは次の3つを決めることをおすすめします。
- 毎月払える家賃の上限
- 学校や勤務先までにかけられる時間
- どうしても外せない条件を1つだけ
例えば、「家賃は管理費込みで7万円以内」「学校まで40分以内」「バス・トイレ別」のように、最初に大きな軸を決めておくと、物件選びがスムーズになります。
通勤・通学のしやすさから
住む場所を絞る
初めて上京する方がやりがちなのが、知っている駅名やイメージのよいエリアから先に探してしまうことです。
部屋探しでは、駅までの距離だけでなく、乗車時間や乗り換え回数、最寄り駅から学校や勤務先までの移動時間まで含めて確認することが大切です。
通勤・通学がしやすいエリアから駅を絞ると、毎日の暮らしに合ったお部屋を見つけやすくなりますよ。
この章のポイント
初めての上京で部屋探しをする時は、上京日から逆算した時期・最初に決める条件・通いやすいエリア の3つを先に整理しておくと、その後の物件探しを進めやすくなります。
次章では、ポータルサイトと不動産会社はどちらから使うべきか徹底解説していきます!
部屋探しはポータルサイトと
不動産会社どっちがいい?

部屋探しは、ポータルサイトと不動産会社のどちらか一方だけで進めるのではなく、それぞれの役割を分けて使うのが基本です。
まずはポータルサイトで家賃相場や候補エリアを広く見て、そのあとに不動産会社へ相談する流れにすると、情報収集から物件の絞り込みまで進めやすくなります。
ポータルサイトは最初の入口として使う
ポータルサイトの魅力は、多くの物件をまとめて見られることです。
家賃や駅、広さ、設備などを変えながら検索できるため、まだ住む場所が固まっていない段階でも、候補エリアや家賃帯を掴みやすくなります。
特に初めての上京では、東京のどのエリアにどのくらいの家賃帯の物件があるのか、学校や勤務先までどこまで通えるのかを広く見ておく入口として役立ちます。
不動産会社はポータルサイトよりも
深い情報を得られる
不動産会社の役割は、空室状況を確認するだけではありません。
家賃、駅からの距離、通学通勤とのバランスなど、まだ整理しきれていない条件を一緒に整理しながら、お部屋探しを進められるのが強みです。
また、気になる物件の初期費用や入居時期、類似条件の別物件まで相談でき、より候補の物件を具体化しやすくなります。
さらに、駅から物件までの道の雰囲気や夜の人通り、申し込みから契約、入居までの流れなど、掲載情報だけでは分からないことも確認できます。
ポータルサイトと不動産会社の違い
| 項目 | ポータルサイト | 不動産会社 |
|---|---|---|
| 向いている場面 | エリアや家賃の目安を決める時 | 条件を整理したい時 候補物件を具体化したい時 |
| できること | 駅・家賃・広さ・設備などを確認 | 空室状況、初期費用確認、条件整理、類似物件の紹介、周辺環境の相談など |
| 強み | 複数の物件を比較しやすい | ポータルサイトでは分からない内容も相談できる |
| 注意点 | 掲載情報と募集状況に差があることも | 条件がある程度固まっていないと時間がかかる |
| 活用方法 | 最初に相場を掴む | 気になるエリアや条件を決めてから相談 |
この章のポイント
部屋探しは、ポータルサイトで広く情報を集めたあとに、不動産会社へ相談して条件整理や物件の絞り込みを進める流れが基本です。
次章では、申し込み前に押さえておきたい失敗しやすいポイントを見ていきましょう。
初めての部屋探しで
失敗しがちなポイントまとめ

初めての部屋探しの場合、気になる物件が見つかると、そのまま申し込みたくなることもありますよね。
ただ、掲載情報だけでは見えにくいポイントもあるため、申し込み前に確認しておきたいことをまとめて押さえておくことが大切です。特に、初めての上京では、次のような点でつまずきやすいです。
| 失敗しやすいポイント | 申し込み前に確認したいこと |
|---|---|
| おとり物件・募集終了 | まだ募集中か、内見できるか |
| 初期費用の見落とし | 家賃以外も含めた総額 |
| 二重家賃 | 新居の家賃発生日と旧居の解約時期 |
| 内見できない | 室内・共用部・駅からの道 |
| 周辺環境の確認不足 | 夜道、人通り、買い物環境 |
おとり物件に注意
ポータルサイトに載っている物件の中には、架空の物件や実際には契約できない物件が紛れていることがあります。
集客のためにわざと架空の好条件な物件を記載する悪質なおとり物件もありますが、契約された物件の記載を消し忘れたことによっておとり物件が生じてしまうこともあります。
「相場に対して好条件過ぎる」「ネットの更新日から1ヶ月以上経過している」「現地待ち合わせで内見できない」といった特徴がある物件はおとり物件の可能性があるので注意が必要です。
家賃だけでなく、初期費用の総額まで見る
申し込み前に見ておきたいのは、家賃や管理費だけではありません。
敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・保証会社の利用料・火災保険料・鍵交換費用なども含めて、入居までに必要な総額を確認しておくことが大切です。
一般的に初期費用は家賃の4〜6か月分前後になることが多いです。家賃が7万円の場合は約28万〜42万円程度を用意しておく必要があります。
内見では、部屋の中だけでなく
周辺環境まで見る
気になる物件を見つけた時は、できるだけ内見に行くことをおすすめします。実際に行ってみると、広さの感じ方や日当たり、収納の使い勝手がイメージと違うことがあるためです。
また、初めての上京では、お部屋の中だけでなく、周辺環境も大切です。駅から物件までの道が暗くないか、夜でも人通りがあるか、近くにスーパーやコンビニがあるかなど、暮らしに関わる部分まで見ておくと安心です。
もし現地に行くのが難しい場合は、オンライン内見を使う方法もあります。
ただし、その場合も部屋の中だけで終わらせず、共用部や建物周りまで見せてもらうと、入居後のギャップを減らせます。
二重家賃のリスクも確認
すでに一人暮らしをしている方や学生寮に住んでいる方は、二重家賃にも注意が必要です。
新居は契約日や家賃発生日が入居日より早くなることがあり、今の住まいは解約予告期間が決まっていることも多いため、タイミングが重なると同じ時期に2つの家賃が発生することがあります。
そのため、今の住まいがある場合は、新居の家賃発生日と現在の住まいの解約時期を、申し込み前に確認しておきたいところです。
この章のポイント
初めての上京では、物件の見つけ方だけでなく、申し込み前の確認ポイントまで押さえておくことが大切です。
特に、募集状況・初期費用・内見時の確認不足は、入居後の後悔につながりやすいため、先に整理しておくと動きやすくなります。





