東京での物件探しにベストな時期は？進め方を徹底解説！

繁忙期（1〜3月）

1月から3月は、新生活シーズンにあたるため物件数が最も多くなる時期です。
進学や就職、転勤などで3月末に退去する人が多く、その影響で1月から2月にかけて新しい空室情報が一気に公開されます。

繁忙期のメリット

繁忙期は物件数が多いため、希望条件に合う部屋を見つけやすいという大きなメリットがあります。
さらに、新生活応援フェアが各地で行われるため、家具や家電をお得にそろえるチャンスも増えます。また、この時期は退去や入れ替わりが多いため、新しい物件情報も次々に出てくるのが特徴です。

繁忙期のデメリット

繁忙期は入居希望者が多いため、人気の物件はすぐに埋まってしまう傾向があります。
また、この時期は需要が高まる影響で家賃や初期費用が高くなりやすいのも注意点です。
さらに、内見を希望しても予約が集中してしまい、思うようにスケジュールが取れないこともあります。

このように、繁忙期はとにかく選択肢を重視したい方向けの時期です。物件探しをしたい場合は、スピード感を持って決断しないといけないので、早めに不動産会社へ相談しておくと安心ですよ。

閑散期（4〜8月）

4月から8月は、入居希望者が少なくなるため「閑散期」と呼ばれています。
この時期は物件数自体は多くありませんが、競争が緩やかで、じっくり探したい方におすすめです。

閑散期のメリット

閑散期は入居希望者が少ないため、空室を早く埋めたい大家さんが家賃の値下げやフリーレント（一定期間家賃無料）に応じてくれることがあり、家賃や初期費用の交渉がしやすい時期です。
また、人が少ない分、内見のスケジュールも取りやすく、複数の物件を見比べながらじっくり検討することができますよ。
さらに、引っ越し業者の料金も落ち着くため、引っ越し費用を抑えやすいのもこの時期のメリットです。

閑散期のデメリット

閑散期は繁忙期に比べて空き物件の数が少なくなるため、選択肢が限られてしまいます。
条件の良い物件は繁忙期に埋まってしまっていることも多く、理想に近い部屋を見つけるのが難しくなる可能性があります。

また、上京して新しく一人暮らしを始める場合は家具や家電が必要となりますよね。
繁忙期であれば、家具や家電をまとめて購入できるセールが開催されていることがありますが、閑散期となると、こうした引っ越しを見越したセールを狙うことは難しいです。

このように、閑散期は「ゆっくり選びたい」「コストを抑えたい」人向けの時期です。
物件数は少なめですが、じっくり比較検討したい方にはベストの時期ですよ。

▶︎ 東京で部屋探しする時期は閑散期がおすすめ？メリットについてもご紹介

セカンド繁忙期（9〜10月）

1月から3月の繁忙期ほどではありませんが、9月から10月も企業の人事異動や転勤が多いため、物件の動きが活発になる時期です。

この時期は、繁忙期のような激しい競争は避けたいけれど、ある程度の選択肢は欲しい」という方にぴったりです。
特にカップルや家族での住み替え、転勤で広めの部屋を探している方におすすめです。