

ペット可の賃貸物件が、一般的に少ないのはご存知でしょうか?
そのため、ペットを飼いたいと考えていても、なかなか見つからず、諦めてしまっている方がいらっしゃるかと思います。
しかし、交渉や選び方次第では、ペットと一緒に暮らせる賃貸物件を見つけることができるのです!
そこで本記事では、ペット可の賃貸物件が少ない理由に加えて、ペット不可の賃貸物件でペットの飼育を交渉する際のポイントやコツについて解説いたします。
無許可でペットを飼った際のリスクも解説しますので、お部屋探しにお役立てください!
ペット可の賃貸物件が
少ない理由は?
ペット可を条件に賃貸物件を探してみると、その他の条件に比べて賃貸物件の数が少ない傾向にあるかと思います。
そのため、ペットと一緒に引越しを考えている方や、これからペットを飼いたいと考えている方のなかには、ご希望に合う賃貸物件が見つからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ペット可の賃貸物件が少ない主な理由としては、退去時の原状回復に手間がかかる点が挙げられます。
ペットを室内で飼うことで、壁や床に汚れやキズがついてしまったり、においがついてしまったりと修繕箇所が増えてしまうのです。
退去時にこれらを元に戻す場合、原状回復費用が高額になり、手間もかかります。
そのほかにも、ペットの種類によって鳴き声や足音が原因で騒音トラブルが起きることがあります。その対処を敬遠し、大家さんがペット不可の賃貸物件を選択するのです。
これらの金銭面やトラブル対処の観点から、ペット可の賃貸物件が少ないとされています。
「部屋まるペット」では、ペット可賃貸物件実績多数の物件プロフェッショナルが、お客様とペットが気持ちよく住める賃貸物件を紹介します。
ペットと暮らせる賃貸物件がなかなか見つからないという方は、お気軽にご相談ください。
▶ 部屋まるペットはこちら
ペット不可の賃貸物件でも
交渉はできる?
実は、ペット不可の賃貸物件でも交渉の仕方によっては飼育を許可してもらえる場合があります。
そもそもペット可の賃貸物件にするかどうかを決めているのは、管理会社ではなく賃貸物件の貸主である大家さんであることがほとんどです。
そして最近では、人口の減少や少子高齢化などの理由で賃貸物件の空室が増えていることを背景に、空室を減らすためにペットの飼育を検討している大家さんが増えてきているのです。
そのため、不動産会社や管理会社を通さず、大家さんに直接交渉するのが一つの方法として挙げられます。
そのほかにも、ペットの飼育を交渉するなら、集合住宅よりも一戸建ての賃貸物件を選ぶことをおすすめします。
共用部分のない一戸建てであれば、ペットによるトラブルも集合住宅に比べて起こりにくいため、大家さんの許可が下りやすくなるのです。
交渉が成功しづらいケース
交渉ができると言っても、そもそも交渉が成功しづらいケースがあります。また、交渉方法によっては、成功しづらくなることがあるのです。
そのケースや方法について、事前に把握しておくことで効率よく賃貸物件を探すことができるので、把握しておきましょう!
築浅・好条件の賃貸物件
築年数が浅かったり、好条件の賃貸物件の場合、交渉は難しくなるでしょう。
なぜなら、築浅・好条件の賃貸物件はペット不可であっても入居希望者が多い傾向にあるからです。そのなかで、リスクになるかもしれないペットの飼育を許可する大家さんは少ないでしょう。
また、築年数が浅い賃貸物件では、築年数が古い賃貸物件に比べ、においやキズが目立ちやすく損害が大きくなります。
このようなことから、築浅・好条件の賃貸物件でのペット可にして欲しいという交渉は難しいと言えます。
ただし、交渉時の印象によっては条件を受け入れてくれる可能性があるのです。
交渉時の印象
そもそも、交渉時の印象が良くないと大家さんや不動産会社が条件を受け入れてくれる可能性が低くなります。
印象は態度の問題に加え、入居マナーを守っているか、家賃滞納の経験があるかなどが考慮されます。
そして、交渉の場では慎重な態度が求められます。まず、会話やメールでのコミュニケーションにおいて、丁寧で礼儀正しい言葉遣いを心掛けましょう。
相手に対して敬意を表し、友好的な雰囲気を作ることで、信頼関係が築きやすくなるのです。
そのため、一見厳しそうな交渉でも、しっかりとした身なりや態度で、理由や思いを伝えることで受け入れてもらえるケースがあるので意識すると良いでしょう。
交渉のポイント
前章では、交渉が成功しづらくなるケースについて解説しました。
そのケースを理解したうえで、ペット不可の賃貸物件で飼育を許可してもらうために適切なポイントの把握が必要となります。
入居前に交渉
ペットの交渉は、入居する前におこないましょう。入居後は契約を結んでしまった状態なので、契約内容の変更を交渉することが難しくなります。
また、交渉が上手くいかず、賃貸借契約を解約する場合、違約金を払わなければいけないケースが多く、出費が増えてしまいます。
そのほかにも、大家さんとトラブルが起きてしまう可能性があります。そのため、交渉をおこないたい場合は入居前に交渉するのが良いでしょう。
閑散期に交渉
引っ越しには閑散期と呼ばれる期間があり、そこにあわせて交渉をおこなうようにしましょう。
理由としては閑散期で空室が埋まらず、空室を埋めようと何かしらの対策を大家さんが取っていることが多いからです。
そんな引っ越しの閑散期は、主に夏〜秋頃となります。なお、繁忙期は冬〜春頃になりますので覚えておきましょう。
地元に密着した不動産会社に交渉
交渉する場合は、地元に密着した不動産会社がおすすめです。
地元のことをよく知っている不動産会社であれば、ペットの飼育を許可してくれそうな大家さんや賃貸物件の情報を持っている可能性が高いからです。
もちろん、新設の不動産会社も悪い訳ではありませんが、賃貸借契約の条件を交渉したい場合は、より地域に密着している不動産会社の方がおすすめです。
そして、不動産会社が地域の情報を多く持っているか判断する方法としては、どれだけその土地で経営をしているかや、インターネットでクチコミを調べるのが良いでしょう。
弊社では多くのペット可賃貸物件を紹介しています。
家賃6万円以下のペット可賃貸物件を取り扱っていますので、大切なペットと一緒に暮らせるお部屋をお探しの方は、ぜひ「部屋まるペット」にお問い合わせください。
▶ 部屋まるペットはこちら
交渉を成功させるコツ
交渉を成功させる確率を上げるためには意識するべきコツが3つあります。本章ではそのコツについて解説します。
敷金や家賃を上乗せする
賃貸借契約時に払う敷金や毎月の家賃を上乗せすることで、ペット不可の賃貸物件で飼育を許可されるケースがあります。
ペット可の賃貸物件では、敷金を1か月分多く支払うことが多いです。
理由としては、お部屋にペットによる損耗が発生した際の原状回復費用分として、充てるためです。
本来は敷金が1か月分の家賃のところを2〜3か月分払うことで、大家さんや不動産会社からの信頼をより得られる可能性があるのです。
また、余裕がある場合は家賃の賃上げを交渉するのも良いでしょう。
数千円上乗せすることでペットを許可してもらえるケースがあるため、検討してみてください。
トラブル防止策を事前に伝える
大家さんにしっかりとペットによるトラブル防止策を伝えるようにしましょう!
大家さんの中にはペットを室内飼いすることで部屋が荒らされてしまうことを懸念する方も少なくありません。
そのため、しっかりとペットのお世話ができること、近隣住民に配慮してマナーを守れることをアピールすると、大家さんに安心してもらいやすくなります。とくに、鳴き声やにおい、キズに対する対策がある場合は伝えておきましょう。
また、事前に飼うペットの種類を伝えておくと、交渉がスムーズに進められる可能性があります。
ペットと入居後も、大家さんと良好な関係を築くためにも、交渉時に良い印象を与えることができるようにしましょう。
小動物を飼う
ペット不可の賃貸物件では、どうしても犬や猫が飼いづらいことがあります。
この場合、ケージ内での飼育が可能な小動物や、観賞魚・亀などの水槽で飼える生き物をペットに選ぶのも1つの方法です。
ハムスターやウサギなどはお部屋の壁や床に大きなダメージを与える可能性が低いため、ペット不可の賃貸物件でも飼育の許可がおりていることが多いです。
なお、どうしてもその賃貸物件でペットを飼いたいという場合は、小動物をペットに選ぶのが良いでしょう。
入居後に交渉することは
できる?
基本的に賃貸条件の交渉は入居前にする方が成功しやすいですが、入居後に交渉をすることもできます。
ただし、下記のような理由があり、成功する可能性は低いと言えるので覚えておきましょう!
入居後の交渉が難しい理由
入居後にペットを飼いたいと思い、交渉を考える方がいらっしゃるかもしれません。しかし、なぜ入居後の交渉が難しいとされているのでしょうか。
理由としては、賃貸借契約を結ぶ際に一度借主と貸主両方の合意を取って決めたルールを再度変更しなければならないといった点が挙げられます。
また、先述しましたが、退去後の原状回復に手間がかかる可能性が高いことや、入居者同士でのトラブルを避けるためにペット不可にしているといった理由も挙げられます。
そのため、前述した内容を前提に大家さんや不動産会社としては、なるべくトラブルを避けたいので、入居後の賃貸条件の交渉はおこなわないほうが良いでしょう。
▶ 部屋まるペットはこちら
無許可でペットを飼うリスク
大家さんや管理者の許可なくペットを飼うことは原則禁止です。
賃貸物件で無許可でペットを飼うことは、契約違反に該当する可能性が非常に高いです。賃貸借契約書にはペットの飼育に関する条項が明記されていることが多く、これを無視すると退去命令や契約解除のリスクがあります。
入居中に騒音やにおい、物件の損傷によって、ペットの飼育が他の入居者や大家さん、不動産会社に発覚してしまった場合、トラブルに発展することも考えられます。
さらに、無許可でペットを飼うことで、大家さんや管理会社との信頼関係が損なわれ、今後の生活に影響を及ぼすこともあります。
もし退去するまでペットの飼育が気づかれなかったとしても、原状回復の際に発覚する可能性が高いです。
この場合、契約違反として高額な原状回復費用を請求される可能性もあります。
そのため、賃貸物件での無許可のペット飼育は避けましょう。ペットを飼いたい場合は必ず事前に大家さんや管理会社に相談し、正式な許可を得ることが重要です。
しっかり許可を得ることで安心してペットと生活することができます。
まとめ
本記事では、賃貸物件でもペットを飼う交渉はできるのか、交渉のポイントやコツについて解説いたしました。
ペット不可の賃貸物件でも交渉次第では、飼育が許可されることがあります。もちろんその物件の大家さん、不動産会社との関係性によっても異なりますが、一度相談してみるのがよいでしょう。
ペット不可の賃貸物件でも交渉を行うこともできますが、初めからペット可の賃貸物件を選ぶとその後の手間が省けます。しかし、ペット可の賃貸物件を探すことは簡単なことではありません。
そこで弊社の「部屋まるペット」でお部屋を探してみてはいかがでしょうか。
部屋まるペットでは、賃貸家賃6万円以下のペット可賃貸物件を豊富に取り扱っています。
ホームページから掲載されているペット可物件を確認することができるため、興味のある方は是非一度弊社ホームページをご覧ください。