
上京してひとり暮らしを始めるとき、気になるのが「初期費用はどれくらいかかるの?」という点ではないでしょうか。
そんな中でよく見かけるのが「敷金なし」の賃貸物件です。
敷金とは、賃貸契約をする際に大家さんへ預けるお金のことを指します。
これは、家賃を滞納してしまった場合のためや、退去時にお部屋の修繕が必要になった際の費用として使われる預け金という位置づけです。
また、敷金は一般的に家賃の1か月〜2か月分が目安となっています。
この記事では、敷金なし物件のメリット・デメリット、そして契約前に確認したいポイントについてわかりやすく解説していきます。
敷金なしの賃貸における
メリット・デメリット

前章では、敷金は「退去時の修繕や未払い家賃に備えて預けるお金」であり、状況によっては返金される仕組みだという点を確認しました。
初期費用を抑えられるのはたしかに魅力ですが、敷金がないことで生じる負担や注意点も存在します。
ここでは、敷金なし賃貸物件のメリットとデメリットを整理してみましょう!
敷金なし賃貸のメリット
① 初期費用が軽くなるので、
引っ越しのハードルが下がる
前章でも述べたように、敷金は家賃の1〜2ヶ月分が必要になります。
たとえば東京で家賃7万円の部屋を借りる場合、敷金があるとそれだけで7万〜14万円が必要です。
しかし、敷金なし物件ならその分が不要になりますから、引っ越しの資金が一気に軽く感じられます。
「まとまったお金をすぐ用意するのは難しい」という人にとって、安心して部屋探しをスタートできるきっかけになるでしょう。
② 浮いたお金を必要なものに回せる
引っ越しのスタート時は、家具・家電・日用品など買わなければいけないものが意外とたくさんありますよね。
敷金分のお金が浮けば、「ベッドは新品を買おう」「冷蔵庫は大きいサイズを選ぼう」と、自分の暮らしを整えるためのアイテムに回せるようになるでしょう。
③ 契約手続きが早く進むこともある
敷金の扱いがない分、契約時の確認事項が少なくなる場合があります。
急いで契約したい状況や、「今すぐでも入居したい!」という場合におすすめです。
敷金なし賃貸のデメリット
① 退去時にクリーニング代や修繕費を
まとめて請求される可能性
敷金は退去時のトラブルに備えた預け金でもあります。
そのため、敷金がゼロの場合、その分退去時にまとめて費用を請求されるケースも。
「原状回復費用」「クリーニング費」などが契約書の特約に書かれていることがあるため、事前に必ず確認しておきたいポイントです。
契約書および重要事項説明書を入居前に確認しておくことが安心につながるでしょう。
② 家賃が「敷金ありの物件」より
割高になるケースがある
敷金なしの代わりに、家賃がわずかに高く設定されている物件もあります。
そのため、最初はお得に感じても、長く住むほどトータルの支払額が増えてしまうことになるかもしれません。
同じエリア・同じ広さ・同じ築年数の物件と比べて、適正な価格かどうか判断することをおすすめします。
長く住む予定なら、少しの差でもトータルで大きな差になる可能性があるため、比較は欠かせません。
③ 契約期間や解約条件が厳しい場合がある
「1年以内の退去は違約金が発生します」といった条件がつくこともあるので、短期間だけ住む予定の人は、必ず解約条件を確認してください。
知らずに契約してしまうと、退去時に思わぬ出費につながることがあるため要注意です。
特に進学や転職で、先の予定が変わりやすい人は、契約期間に関する特約を忘れずチェックしておきましょう。
短期で解約する予定がある場合は、違約金がどれくらいになるのか事前に確認しておくと安心です。
大切なのは、「敷金なし」の部分だけを見て物件を決めないことです。
もし敷金がない代わりに、退去時の費用や家賃が割高になっている場合もあるので、総費用と条件を細かく比べながら選んでいきましょう!
また、「駅徒歩何分か」「バストイレ別か」「ネット無料か」など、自分のライフスタイルに合っているかを事前に確認しておくことが重要です。
毎日の生活に影響する項目ほど、優先的に検討していきましょう。
敷金なしでも意外とかかる!
初期費用の内訳まとめ

敷金がかからなくても、賃貸契約にはほかにもいくつかの費用が発生します。
ここでは、主な初期費用の種類と相場を整理してみましょう!
礼金
礼金は、大家さんへの「お礼」として支払うお金です。そのため、退去時も返金はされることはなく、初期費用の中でも負担が大きい部分になります。
物件によっては礼金なしのものも増えてきていますが、「敷金なし=礼金なし」とは限らないので注意しましょう!
最近では、初期費用を抑えたい人に向けて、敷金なし・礼金なしの物件が増えつつあります。
特に上京して初めて一人暮らしを始める学生や新社会人にとって、こうした費用を抑えられる物件は選びやすい選択肢となっているでしょう。
仲介手数料
不動産会社に支払う手数料です。
一般的に「家賃0.5〜1ヶ月分+税」が相場になります。
なるべく初期費用を抑えたい方は、物件探しをサポートする不動産会社選びも重要なポイントですよ。
保証会社利用料
家賃の支払いが滞った場合に立て替えてくれる役割がある「保証会社」は、ほとんどの賃貸契約で利用が必要になります。
HOME’Sによると、賃貸契約時に支払う保証料の相場は「家賃の50%〜100%ほど」とされています。(2025年12月13日参照)
また、保証会社によっては1年ごとに1万円前後の更新料が必要となる場合もあります。そのため、初期費用だけでなく、長く住むほど将来的なコストがかかってくる点にも注意が必要です。
火災保険料
万が一の火災や水漏れなどの被害に備えるための保険料です。
2年契約で1〜2万円ほどが多く見られます。
鍵交換費用
新しい鍵に交換するための費用です。
5,000円〜2万円ほどかかる場合が多いですが、物件やエリアによって差があります。
このように、「敷金なし」でも一定の初期費用は必要になります。
物件を選ぶ際には、家賃や敷金だけでなく、総額としてどれくらい必要なのかを把握しておくと、安心して契約に進むことができますよ!
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まとめ
敷金とは、賃貸物件を借りるときに家賃の滞納や退去時の修繕に備えて預けるお金です。
家賃の1〜2ヶ月分を契約時に支払うことが多く、状況に応じて退去時に返金される場合があります。
退去時にクリーニング費用や原状回復費を請求されるケースもあるため、安心して契約するには事前に条件や特約を確認しておくことが欠かせません。
このように、敷金のある・なしそれぞれにメリットとデメリットが存在するため、自分のライフスタイルに合った物件かどうかを見極めながら、後悔のないお部屋探しを進めていきましょう。
私たち「部屋まる。」では、家賃7万円以下の物件を多数ご用意しており、お客様のライフスタイルや収入に合わせて、無理のない生活設計ができるようにご提案することを大切にしています。
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