賃貸物件を借りる際に支払う敷金。
退去の際に返金されるものですが、いつ返金されるのか、いくら返金されるのか、不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、敷金の返金時期や返金額、返金されるまでの流れについてご紹介します。
敷金の基本
お部屋探しをしていると、「敷金」という言葉をよく聞きますよね。
しかし、初めてのお部屋探しの場合は、その仕組みについてわからないことも多いかと思います。
まずは、敷金の基本について見ていきましょう。
敷金とは、賃貸物件を借りる際に、大家さん(貸主)に一時的に預ける保証金のことです。一般的には家賃の1か月分が相場です。
この敷金には、主に次の2つの役割があります。
①家賃滞納時の担保金
万が一家賃の滞納があった場合には、敷金から賄われます。家賃の支払いが滞らないための保険の役割です。
②退去時の修繕費用
敷金は主にこの用途で使用されることが多いです。借りている人が不注意で室内を傷つけたり汚したりしてしまった場合、その修繕にかかる費用に敷金が充てられます。
預けた敷金は、退去後にこれらの費用を差し引いた上で返金されます。
つまり、家賃の滞納が無く、大きな破損も無い場合、敷金から原状回復にかかる費用を引いた差額が戻ってくるのです。
最近では、敷金が無い賃貸物件も増えていますが、その場合は退去時に別途クリーニング費用や修繕費用を支払う可能性があるため、よく確認しましょう。
▶︎賃料7万円以下の専門店「部屋まる。」
敷金はいつ返金される?
敷金は退去後に返金されるものですが、実は敷金の返金時期は、法律で明確に定められているわけではありません。
一般的には、退去後1〜2か月で返金されることが多いですが、これは目安として考えておきましょう。
物件の状態や修繕費の確定に時間がかかるなどの状況によっては、返金が遅れる可能性もあります。
もし、退去後1〜2か月以上経っても敷金が返ってこない場合は、契約書で返金時期に関する記載がないかを確認し、不動産会社に問い合わせてみてください。
また、注意しておきたいのが、敷金を次の引っ越し費用に充てるのは難しいということです。
返金までにある程度の時間がかかることを考慮して、引っ越しの計画を立てるようにしましょう。
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敷金はいくら返金される?
先述しましたが、家賃の滞納が無い場合、戻ってくる敷金の金額は、預けた敷金から原状回復にかかる費用を差し引いた額になります。
そのため、お部屋の傷や汚れの状況によって、返金額は変わってくるのです。
例えば、壁や天井のクロスを張り替える場合、1㎡あたり1,000〜1,500円ほどかかります。
もし、床に大きな傷をつけてしまった際は、床材の張り替えに1万円前後かかることもあります。
これらの費用はあくまでも目安で、材質や傷・汚れの程度によって変動するので注意しましょう。
また、家賃の滞納があった場合は、その分も敷金から差し引かれます。さらに、家賃の不払いや原状回復にかかる費用が高額になったりすると、敷金が戻ってこないことも。
一方、家賃の滞納がなく、お部屋を綺麗な状態で使用していれば、敷金が戻ってくる額も多くなります。日頃からこまめに掃除しておくことがおすすめです。
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敷金が返金される流れ
退去後に敷金をスムーズに受け取るために、事前に流れを理解しておくことは大切です。ここでは、敷金が返金される流れをご紹介します。
①退去時の立ち会いで傷・汚れを確認する
退去する際には、大家さんや管理会社の担当者が立ち会い、お部屋の状況を確認します。
これは、原状回復のためにどこを修繕する必要があるか、どのような傷や汚れがあるかなどをチェックするためです。
この立ち会い後、確認した内容に基づいて、修繕費やハウスクリーニング代の見積もりを行います。この見積もり額が、敷金から差し引かれる額の目安となります。
②敷金の清算書が届く
お部屋の確認が行われてから約1か月後くらいに、大家さんや管理会社から敷金清算書が届きます。
この清算書には、敷金から差し引かれた修繕費やハウスクリーニング代などの詳細な内訳が記載されています。
清算書の内訳を確認し、疑問や不明な点があれば、できるだけ早く管理会社に連絡してみましょう。
③敷金が返金される
敷金清算書の内容に問題がなく、合意ができれば、いよいよ敷金の返金となります。一般的には、契約書に記載されている返金時期に基づいて手続きが進められます。
多くの場合、清算書が届いてから1か月以内に、指定の口座に振り込まれます。
しかし、清算書の内容に関して話し合いが必要になったり、トラブルが起こったりした場合は、返金が遅れることもあります。
もし、返金予定日を過ぎても何の連絡もない場合は、必ず問い合わせて確認するようにしましょう。
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敷金の返金に関する注意点!
ここでは、敷金の返金に関する注意点をご紹介します。トラブルを防ぐためにも、注意点を把握しておきましょう!
契約内容を確認する
敷金の返金に関して、賃貸借契約書は重要な役割を果たします。
特に、原状回復に関する取り決めと敷金の返金時期についての記載はチェックしておきましょう。
原状回復に関する項目には、退去時の原状回復費とハウスクリーニング代の負担範囲などが書かれています。
また、契約書には通常の契約条項に加えて、特約事項という特別なルールが記載されている場合もあります。
そのため、契約書全体に目を通し、不明な点は確認することが大切です。
入居前に傷や汚れを確認する
退去時に、入居する前からあった傷や汚れも修繕費が発生するのか、心配される方もいらっしゃるかもしれません。
そのようなことを防ぐために、入居前からある傷や汚れをしっかりと確認し、記録しておくことは大切です。
お部屋の気になる箇所は、目視で確認するだけでなく、写真や動画で残しておくことがおすすめです。
また、水回りのトラブルや、窓の開閉、ドアの軋みなどは、写真よりも動画で撮影する方が、後から状況を確認しやすいので便利ですよ。
退去時の立ち会いに同行する
お部屋を退去する際の立ち会いには、ぜひ大家さんや管理会社に同行しましょう。
お互いの認識にずれがないよう、一緒にお部屋の傷や汚れの状況を確認することが大切だからです。
もし、入居前からあった傷や汚れについて費用が発生しないか不安な場合は、その場で入居時に撮影した写真や動画を見せて、状況を共有するようにしましょう。
そうすることで、スムーズな退去に繋がります。
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敷金以外にかかる
賃貸借契約の初期費用
賃貸物件を借りる際には、敷金以外にもいくつかの初期費用がかかります。
これからご紹介する費用を把握して、引っ越しの準備を進めましょう!
礼金
礼金は、お部屋を貸す大家さんへのお礼として支払う費用です。一般的には家賃の1か月分が相場とされています。
敷金とは異なり、返金されることはありません。
また、敷金と同様に、近年は礼金がかからない賃貸物件も増えてきています。
前家賃
前家賃とは、契約時に支払う翌月分の家賃のことです。
家賃は通常、月末に翌月分を支払うのが一般的です。そのため入居時には、入居月の家賃とその翌月の家賃をまとめて支払うケースが多いです。
もし、月の途中から入居する場合は、入居月の残りの日数分の家賃(日割り家賃)と、翌月分の前家賃を合わせて支払うことになります。
仲介手数料
仲介手数料は、お部屋探しから契約手続きを行う不動産会社に支払う費用です。
相場は家賃の1か月分となっています。
火災保険料
火災や水漏れなど、万が一のトラブルに備えるための保険が火災保険です。
賃貸物件を契約する際は、火災保険への加入が義務付けられていることが多く、費用相場は1.5万円ほどです。
共益費・管理費
共益費や管理費は、マンションなどの共用部分(エントランス・廊下・エレベーターなど)の維持管理にかかる費用です。
具体的には、共用部の清掃費や電気代、設備メンテナンス費用などに充てられます。
まとめ
今回の記事では、敷金の返金時期や返金額、敷金が返金される流れについてご紹介しました。
返金される金額は、預けた敷金からそうした費用を差し引いた差額となります。
返金時期は、一般的に退去後1ヶ月〜2ヶ月以内が目安とされていますが、法的に明確な定めはなく、契約内容によって異なる場合があることを覚えておきましょう。
敷金が返金される流れについてしっかり把握し、スムーズな退去に繋げましょう!
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