賃貸物件を借りる際は、入居審査があります。上京して審査を受ける場合、どのようなポイントがチェックされるかご存知でしょうか?
審査が心配な方でも、事前にポイントを押さえておくことでスムーズに契約まで進むことができます。
そこで今回は、賃貸物件を借りる際の審査の基準やポイントをご紹介します。上京をお考えの方は、ぜひ参考にしてください!
賃貸での審査基準は?
初めてお部屋探しをする方のなかには、賃貸の審査とはどのようなものか、不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そもそも賃貸の審査とは、入居を希望している人が物件を安心して貸し出しできる人物かどうかを判断するための審査です。
その物件の大家さんや管理会社が判断を行います。
この審査に通らなければ、賃貸物件を借りることはできません。
そのため、審査に時間がかかってしまうと、早く申し込みをしていても他の人に入居が決まってしまうことがあります。
また、大まかな審査の流れは以下の通りです。
①申込書を提出する
②必要書類を提出する
③審査が行われる
④結果が通知される
次章では、審査でチェックされる主なポイントについてご紹介します。
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審査でチェックされる
ポイント!
賃貸の審査では、どのようなポイントがチェックされるのでしょうか。
主にチェックされるポイントは以下の通りです。
☑ 収入
☑ 職業・勤務先
☑ 連帯保証人の有無
☑ 年齢
☑ 人柄・態度
☑ 募集条件に合っているか
以下、各項目ごとに詳しくご紹介します。
収入
まず第一に審査で重要視されるポイントは、家賃と収入のバランスです。一般的に、家賃は手取りの3〜4割以下が理想とされています。
厚労省が実施している「賃金構造基本統計調査」の令和6年調査結果によると、
大学卒の新規学卒者の賃金は約248.3千円です。
この結果から、月給が24万円と考えると手取り額はおよそ19万円になります。
この値を参考にすると、新卒で一人暮らしを始める方は、家賃は5〜7万円程に収めるのが望ましいでしょう。
また、家賃と収入バランスのひとつの目安として、家賃が年収の36分の1という基準も参考にできます。
契約者がご自身ではない場合は、契約者の収入とその物件の家賃が合っているか確認しておきましょう。
職業・勤務先
契約者の職業も審査に影響します。
例えば、しっかりとした企業や役所などの社会的な信頼性の高い勤務先であれば、そのぶん契約者本人の社会的信頼も得やすいのです。
さらに、雇用形態でも審査の通りやすさが変わってきます。
まず通りやすいのが、正社員として働いている方です。その次は、契約社員・派遣社員、自営業、アルバイト・パート、となります。
無職の方や生活保護を受けている方は、物件によっては審査に通らないことがあります。その場合は、不動産会社にご相談ください。
また、審査では勤務先の確認が行われることがあります。勤務先を確認される理由としては、入居予定の方や連帯保証人が実際に働いているかを確かめるためです。
もし、勤務先に電話がかかってきても、あくまで所在の確認のためです。個人のプライバシーや会社について調べることはないため、過度に心配する必要はありませんよ。
連帯保証人の有無
連帯保証人の有無は、賃貸の審査に影響することがあります。連帯保証人とは、契約者が家賃や修繕費を支払えなくなった際に、契約者の代わりに支払う人のことです。
一般的に、契約者のご両親が連帯保証人になることが多いですが、親戚に依頼することも可能です。
また、親等ごとに重要度が決まっており、審査の通りやすさが変わってきます。
具体的に、1親等は両親、2親等は祖父母や兄弟姉妹、3親等は曾祖父やおじおば、4親等はいとこと決められています。
1親等の方に連帯保証人を依頼すると審査において信頼を得やすいです。
なお、審査では不動産会社から連帯保証人へ承諾の確認を行います。そのため、保証人を依頼する方には、事前に確認の電話があるということを伝えておきましょう。
年齢
賃貸の審査において、年齢に直接的な制限はありませんが、一般的に高齢者になると審査が厳しくなる傾向があります。特に、70代以上は審査に落ちてしまうケースが見られます。
高齢者が審査に通りにくいとされる理由には、定年退職後に収入が低下してしまうことが挙げられるでしょう。
高齢者が賃貸物件を借りる際は、シニア向け物件や、連絡が取れる家族の住居周辺の物件を選ぶことがおすすめです。
また、未成年の方が入居する場合は、保護者の許可が必要になります。
過去に、両親に無断で連帯保証人の欄に両親の名前を記入し、審査の際に発覚してトラブルになった例があります。事前確認はしっかりと行いましょう。
人柄・態度
審査では、申し込みの際の人柄や態度などもチェックされます。
例えば、内見や申し込み時のやり取りで、礼儀正しく丁寧な受け答えをする方は、「トラブルを起こさなさそうだな」と好印象を持たれやすくなります。
一方で、横柄な態度を取ったり、返事が遅かったりすると、「近隣の住民とトラブルを起こすかも」「家賃の支払いが遅れるかも」といった不安要素に繋がってしまう可能性も。
申込者が多数いた場合などには、誰に貸したいかも選考基準のひとつになります。
とはいえ、特別なことをする必要はなく、常識的な対応ができていれば過度に心配することはないでしょう。
募集条件に合っているか
入居希望者がその物件の条件に合っているか否かも、審査では重要なポイントとなります。
例えば、ペット不可の物件にペットを飼いたいという方が申し込んでも、受け入れることは難しいです。
また、女性専用物件に男性が入居を希望しても、トラブル防止のために審査に通ることはありません。
職業や収入が信用できるものだとしても、募集条件に沿った方ではない場合は審査に通らないことがほとんどです。
そのため、基本的なことではありますが、入居希望物件の募集条件をよく読んでおくことが大切です。
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上京して審査に
通りにくいケース
上京して、新しく東京で生活を始めようとする方にとって、賃貸物件の契約は大きなステップですよね。新生活をスムーズに始めるために、審査が通りにくいケースについて把握しておくことは重要です。
東京は人口が多く、賃貸需要も高いエリア。そのため、以下のケースでは、東京での審査に通りにくい可能性があります。
まだ東京で仕事が決まっていない
東京では多くの企業が集まっており、求人も豊富なため、上京後に勤め先を探すこともあるかと思います。
しかし、特に人気エリアにある物件の場合は、仕事が決まっていないと「収入の見込みが立たない」と不安視されることがあります。
安定した収入源が確認できないと、審査には通りにくいと言えます。
収入が少ない
東京は家賃相場が高いため、収入に対する家賃の比率は重要です。
地方に比べて家賃が高いエリアが多いので、収入が少ないと家賃の支払い能力を懸念され、審査が通りにくくなる可能性があります。
保証人がいない
保証人がいない場合、家賃保証会社を利用するケースが増えていますが、それでも審査が厳しくなることもあります。
特に人気エリアでは、保証人なしでは契約が難しくなることも。
学生(本人名義)
東京で賃貸物件を借りる際、先述の通りではありますが家賃相場が高いため、学生が本人名義で契約する場合、収入が不安定だと判断されることが多いです。
ご両親が契約者になっている場合は、安定した収入の保証が得やすく、スムーズに審査が通ることが多いでしょう。
過去に自己破産や金融トラブルがある
これは東京に限ったことではありませんが、過去に金融トラブルや自己破産の履歴があると、信用情報に残るため、家賃の支払い能力を疑われる可能性が高くなります。
家賃の滞納が無いように注意しましょう。
審査に通らない場合は
準備をしっかりして審査を受けても、通らない可能性がないとは限りません。
本章では、審査に落ちてしまったときに確認しておきたいポイントをご紹介します!
家賃を下げる
希望する物件の家賃を少し下げて探してみるのも、ひとつの方法です。
家賃が下がることで、現在の収入や勤務状況のままでも無理なく支払うことが可能になり、審査に通り安くなることがあります。
東京は物件数が多いので、条件を変更するだけで借りやすい物件が見つかることも。
信頼できる保証人を探す
先述の通り、連帯保証人がいない、または保証人に不安があると、審査に影響することがあります。
可能であれば、安定した職業に就いており、長く同じ会社に勤めている方に依頼すると、審査に好印象を与えやすくなります。
保証会社の利用を検討する
賃貸物件を契約する際には、連帯保証人の代わりに保証会社の利用が必須というケースも増えています。
保証会社を利用することで、保証人の依頼が難しい場合でも契約が進めやすくなります。
ただし保証会社を利用する際も、別途で審査に通過する必要があり、この審査は保証会社によって異なるので、利用できるかは状況によって異なります。
保証会社の審査に落ちた場合は、別の保証会社を利用している物件を探すのもひとつの手です。
契約者を変更する
審査が通らない場合、入居予定者ではなく別の人を契約者にするという選択肢もあります。
賃貸物件の場合、必ずしも物件に入居する人が契約者である必要はありません。
もちろん、書類のやり取りなどは入居予定者本人が行う場合もありますが、特に学生の方は、基本的にご両親に契約してもらうのが良いでしょう。
不動産会社に相談する
不動産会社に相談することで、新しい選択肢が見つかる可能性があります。
一人ひとりの条件や状況を考慮し、どのエリアの物件がよいか、条件に合う物件はあるか、などプロならではの情報を持っています。
特に、上京して間もない方は一度、実際に足を運んでみましょう。
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上京してから審査に通るには?
上京してから賃貸の審査に通るためには、主に2つの方法があります。
本章では、その方法についてご紹介します。
仕事に就いてから審査を受ける
まずは、仕事を決めてから賃貸の審査を受けることです。
すでに勤め先が決まっていて、社会的な信用がある状態なら、審査の通過率は格段に上がります。時間に余裕があるなら、上京する前に就職先を見つけておくのが確実です。
一時的に借りられる場所を探す
もうひとつは、ウィークリーマンションやマンスリーマンション、シェアハウスなど、一時的に住める場所を利用して、東京での仕事探しを進める方法です。
東京では、無職の状態だと審査に通ることが難しくなることが多いため、安定した収入源があることが重要になります。
そのためにも、まずは一定期間住める環境を整えて、就職活動に専念できる状況を作りましょう。
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まとめ
今回の記事では、東京で賃貸物件の入居審査を受ける際に重要なポイントや、通らなかった場合の確認ポイントについてご紹介しました。
審査では、収入と家賃のバランス、保証人の有無、入居者の人柄など、様々な点がチェックされますが、なかでも家賃を無理のない範囲に設定することは重要なポイントです。
もし審査に不安を感じている場合でも、ポイントを押さえて準備を進めれば、希望に合う物件が見つかるかもしれません。
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