おしゃれで洗練された雰囲気のデザイナーズマンションに憧れたことはありませんか？
そんなデザイナーズマンションですが、家賃が高いお部屋が多く、手を出しにくいことも事実です。一方で、デザイナーズマンションのなかでも、安くておしゃれなお部屋は多数あるのです！
ですが「安くておしゃれなデザイナーズマンションに住んでみたいけれど、安い理由がわからなくて不安……」と感じる方もいらっしゃるかと思います。
そこで本記事では、安いデザイナーズマンションがある理由と特徴、デザイナーズマンションを選ぶ際の注意点をご紹介します。
デザイナーズマンションに少しでも興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
デザイナーズマンションとは？
デザイナーズマンションとは、一般的にデザイナーや建築家がコンセプトを持って設計したマンションのことで、外観・内装のデザイン性が高い物件が多いです。
そして、デザイナーズマンションには、大きく分けて2つのタイプがあります。
1つ目は、新築で最初からデザイナーズマンションとして建築された物件です。
「新築物件」としての価値に加え、「デザイナーズマンション」という付加価値がつくため、相場よりも高い家賃が設定されていることが多いです。
2つ目は、築年数が古い物件をリノベーションしたデザイナーズマンションです。
リノベーションしているため、建物の外観や部屋の内装は、新築や築浅のようにきれいです。しかし、築年数が古い物件は、家賃相場が安くなるため、おしゃれなデザイナーズマンションでも安く住むことができます。
新築のデザイナーズマンション
新築のデザイナーズマンションの家賃が、一般的なマンションの家賃よりも高くなる理由として、主に2つの理由が挙げられます。
1つ目の理由として、デザイナーズマンションの建築にあたって、高いコストがかかっていることが挙げられます。
デザイナーズマンションのなかには、一般のマンションには無い設備や建材が導入されている物件があります。また、デザイナーや建築家への報酬や、独自設計による建築の手間が家賃に反映されているのです。
2つ目の理由は、デザイナーズマンションの人気の高さです。
都心部のデザイナーズマンションは人気が高く、空室待ちになっているお部屋も少なくありません。特に人気のあるデザイナーズマンションだと、入居希望者が多いため、家賃をさらに引き上げられることもあります。
リノベーションされた
デザイナーズマンション
新築ではなく、デザイナーズマンションとしてリノベーションされた物件は、築年数が古いため家賃相場が安く、新築のデザイナーズマンションよりも安い家賃で住むことができます。
建物自体の築年数は古い傾向にありますが、建物の外観や部屋の内装は新しくて綺麗なので、家賃を安く抑えつつ、おしゃれなデザイナーズマンションに住むことができます。
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安いデザイナーズマンションの
特徴
デザイナーズマンションによって、お部屋の間取りや設備、建物の構造は、大きく異なります。それぞれの条件の特徴を把握することで、自分にぴったりのお部屋を探すことができますよ。
本章では、家賃が安いデザイナーズマンションの特徴をご紹介します。ご自身の希望条件に合えば、メリットにもなりますので選ぶ際の参考にしてください！
3点ユニットバス
リノベーションされたデザイナーズマンションは、トイレとお風呂、洗面台が1つになった「3点ユニットバス」が多いです。3点ユニットバスのお部屋は、バス・トイレ別に比べ、家賃が安くなる傾向にあります。
お風呂とトイレが一体となっているので、シャワーを使って簡単にトイレ掃除をすることができるメリットがありますが、お風呂とトイレが一体になっているため、湿度が高くなりやすく、カビが生えやすいというデメリットもあります。
また、トイレとお風呂、洗面台が1つの部屋にあるので、収納スペースが少ないこともデメリットとして挙げられます。
お風呂が好きな方や、洗面台を活用したい方は、3点ユニットバスは避けた方がいいかもしれません。
一方、普段はシャワーで済ませることが多い方や、洗面台にこだわりがない方は、3点ユニットバスのお部屋を選ぶことで、家賃を安く抑えることができます。
部屋の間取り
おしゃれで洗練された雰囲気のデザイナーズマンションは、お部屋の間取りにも特徴があります。
物件によっては、お部屋の形が三角形や台形などの形になっていたり、壁の一面が湾曲していたりと個性的な形で家具の配置に工夫が必要なことも。
デザイナーズマンションは住み心地よりデザイン性を重視しているため、住む人によって評価が分かれることが多いですが、個性的な空間を楽しみたい方には魅力的です。
そのため、その間取りを気に入った方にとっては理想的な住環境でありながら、一般的な需要が少し低いために家賃が安くなります。
好みが分かれるデザイン
デザイナーズマンションは外観や内装に個性が反映されるのが特徴ですが、その反面一般的なマンションとは異なるデザインになっているので、人によって好みが分かれます。
デザインのコンセプトがはっきりしているほど、その傾向が顕著です。
例えば、大胆な色使いやユニークな素材の組み合わせ、非対称なデザインなどが挙げられます。このような好みが分かれるデザインは、間取りと同様、一般的な需要が低くなるために家賃が安くなります。
しかし、その物件のデザインが好きな方にとっては、コストを抑えて理想的なお部屋に住むことができるメリットとなるのです。
ロフト付き
デザイナーズマンションのなかでも、人気のあるのがロフト付き物件です。
ロフト付き物件は、見た目がおしゃれなだけでなく、ロフトを寝室や収納スペースとして使用することもできるので、利便性も抜群です。
しかし、ロフトスペースは空調が効きにくく、寝室として使用するには、温度調節が難しいというデメリットがあります。また、狭いスペースなので、掃除しにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ロフトの実用性が不安な方は、事前に内見をする際にロフトの高さや広さ、温度を確認しておくと安心です。
コンクリート打ちっぱなし
デザイナーズマンションには、コンクリート打ちっぱなしの物件もたくさんあります。
コンクリート打ちっぱなし物件は、デザイン性に優れていて防音性が高いというメリットがあります。耐火性が高いため、地震や火事が起きた時も安心です。
一方で、外の温度変化に影響を受けやすいデメリットがあります。また、カビや結露が発生しやすいので、こまめな掃除が欠かせません。
主な寒さ対策としては、カーペットや断熱材を敷くことが挙げられます。寒さ対策をおこなうことで、冬でも快適に過ごすことができます。
ベランダなし
デザイナーズマンションには、建物の外観をスタイリッシュに保つため、ベランダがない物件もあります。
ベランダの必要性については、個人のライフスタイルによって大きく異なるため、一概に決めることはできません。自分のライフスタイルを考えて、ベランダの必要性を判断しましょう。
洗濯物は外で干したいという方や、テラスに出るのが好きな方、ベランダに物を置いてスペースを活用したい方には、ベランダ付きの物件がおすすめです。
一方で、外に洗濯物を干さなくても、乾燥機や浴室乾燥で十分という方や、ベランダの掃除をする時間がない方は、ベランダ付きの物件にこだわる必要はないでしょう。
収納スペース
デザイナーズマンションのなかには、デザイン性や開放感を重視して収納スペースが少ない物件もあります。
そのため、洋服や靴、趣味の道具など、私物をたくさん持っている方は、収納スペースに注目してみるといいかもしれません。
収納スペースが少ない物件に住むと、収納家具が必要になるため、デザイナーズマンションの洗練された雰囲気が崩れてしまう可能性があります。
また、部屋の雰囲気に合った家具を新しく購入するとなると、初期費用が高くついてしまいます。
また、収納付きの家具を選ぶ、見せる収納で私物をインテリアとして活用するなどの工夫をすると、お部屋がよりおしゃれになるのでおすすめです。
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デザイナーズマンションを
選ぶ際の注意点
デザイナーズマンションはデザイン性が高く、様々なコンセプトのお部屋があるので、好みに合うお部屋を見つけられるかもしれません。
本章では、好きなお部屋でより理想の暮らしが実現できるよう、デザイナーズマンションを選ぶ際の注意点についてご紹介します。
内見をする！
デザイナーズマンションを選ぶ際は、内見を必ず行うことをおすすめします。
先述したように、デザイナーズマンションは内装や外観が特徴的であることが多いです。
そのため、お部屋の広さやデザインがイメージ通りか、現地を訪れて確認しましょう。写真や間取り図だけでは、実際の様子や魅力を把握しづらいことが多いです。
また、間取りが個性的な物件の場合は、家具の配置が可能か、生活動線に支障はないかなどをチェックしておくと入居後にギャップを感じることが少なくなります。
メンテナンス・退去時の修繕費用
デザイナーズマンションの特徴のひとつとして、特別な装飾や設備があることが挙げられますが、これらのメンテナンス費用や退去時の修繕費用が通常の賃貸物件と比べて高くなる可能性があります。
一般的な物件とは違う設備がある場合、交換・修理が難しくコストがかかることが多いです。
また、珍しい建材を使用している壁や床が傷ついた場合、同じものを取り寄せるのにコストが発生するかもしれません。
入居時には、メンテナンスが必要か、退去時の修繕費用がどのくらいになるのかを確認し、日常生活での取り扱いに注意をしましょう。
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まとめ
本記事では、安いデザイナーズマンションがある理由と特徴、選ぶ際の注意点についてご紹介しました。
安いデザイナーズマンションの特徴を把握しておくことで、安心してお部屋選びをすることができます。ご自身のライフスタイルに合わせて、必要な設備・条件を決め、家賃を安く抑えつつ理想のおしゃれなデザイナーズマンションを見つけましょう！
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