

「東京で一人暮らしを始めたいけれど、どのくらい初期費用がかかるのかわからない!」なんて思ったことはありませんか?
代表的な初期費用の1つである「敷金」や「礼金」など、一度は耳にしたことがある方も多いと思います。
しかし、何に対する費用なのか、どれくらいの費用がかかるのか、初めての一人暮らしだと詳しくわからないこともありますよね。
そこで今回は、東京で一人暮らしをするためにかかる初期費用をご紹介します。初期費用を安く抑えるコツについてもご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。
一人暮らしを始めるための
初期費用
初期費用は大きく、賃貸借契約時にかかる費用、引っ越し費用、家具・家電の購入費用の3つに分類することができます。
東京で一人暮らしをするために、どのくらい費用がかかるのかを把握するためには、初期費用の種類とそれぞれにかかる内訳についてきちんと認識しておくことが重要です!
本章では、3種類の初期費用と、それぞれの費用目安についてご紹介します。
賃貸借契約時にかかる初期費用
賃貸借契約時にかかる初期費用としては、「敷金」「礼金」「仲介手数料」「前家賃・日割り家賃」「鍵交換費用」「保険料」が挙げられます。それぞれ以下に見ていきましょう。
<敷金>
退居時に部屋をクリーニング・修繕したり、家賃を滞納したりと問題が起きた際の「担保」として、あらかじめ賃主に預けておくお金のこと。
家賃1か月分程度の費用が相場です。
<礼金>
賃貸借契約を結ぶ際、賃主(大家さん)にお礼として支払うお金のこと。
敷金と同様に、家賃1か月分程度の費用が相場です。
<仲介手数料>
賃主や借主が物件の仲介をしてくれた不動産会社(仲介業者)に対して支払う手数料のこと。
家賃1か月分程度の費用が相場です。
<前家賃・日割り家賃>
契約した月の分(日割り家賃)と契約した翌月の分(前家賃)として支払うお金のこと。
<鍵交換費用>
前の住民が使用していた鍵から、新しい鍵に付け替えるための費用のこと。
鍵の種類にもよりますが、2万円程度が相場です。
<保険料>
火災保険や地震保険などに加入するための費用のこと。
保険会社にもよりますが、1.5〜2万円程度が相場です。
その他の初期費用
初期費用には、賃貸借契約にかかる費用のほかに、引越し費用や、家具・家電の購入費用などがかかります。
引っ越し費用
引っ越し費用は、輸送距離や荷物量、引っ越しの時期によって異なりますが、およそ5万円〜10万円が相場だといわれています。
ここでは、東京への引っ越し費用の一例をご紹介します。
通常期 (5月~2月) |
繁忙期 (3月~4月) |
|
---|---|---|
~15km未満 (同市区町村程度) |
27,997 円 | 33,600 円 |
~50km未満 (同都道府県程度) |
29,000 円 | 43,200 円 |
~200km未満 (同一地方程度) |
41,250 円 | 60,000 円 |
~500km未満 (近隣地方程度) |
55,080 円 | 97,000 円 |
500km以上 (遠距離地方程度) |
72,180 円 | 108,000 円 |
参考:引っ越し価格ガイド
引っ越し業者の繁忙期である3月〜4月は、関東地方周辺からの輸送であれば6万円、関西地方・東北地方周辺からの輸送であれば9.7万円、さらに遠い北海道や九州・沖縄からの輸送であれば10万円以上になるでしょう。
5〜2月の通常期は、関東地方周辺からの輸送であれば4.1万円、関西地方・東北地方周辺からの輸送であれば5.5万円、さらに遠い北海道や九州・沖縄からの輸送であれば7.2万円程度が目安となります。
上記の表は、単身で荷物が少なめの費用目安となっています。そのため、引っ越しの荷物が多い方はさらに費用がかかると考えて良いでしょう。
また、引っ越しの時期や輸送距離、荷物量によって値段は異なるものの、最低でも2〜3万円はかかってしまいます。
初期費用を算出する際、引っ越し業者で見積もりを取ってもらうことを忘れないように注意しましょう。
家具・家電の購入費用
東京で一人暮らしを始める際、家具・家電をすべて買い揃えるとなると、合計で10〜15万円ほどかかります。主なものと費用目安は以下のとおりです。
家具・家電 | 費用相場 |
---|---|
冷蔵庫 | 約25,000 円 |
洗濯機 | 約30,000 円 |
電子レンジ | 約10,000 円 |
テレビ | 約30,000 円 |
寝具等 | 約30,000 円 |
上記の表以外にも、一人暮らしをするうえで必要となる家具として、テーブル、カーテンなどが挙げられます。
他にも、ラグもしくはソファー、収納ケースなどがあるとより快適な暮らしができるでしょう。
また、日々の生活を送るためには、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジなど、生活家電を購入する必要があります。
とくに、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、1つ購入するだけで3万円ほどかかるため、すべて揃えるとなると高くつきやすいです。
テレビなどは、個々人によって不要な方がいるかと思いますので、ご自身のライフスタイルによって優先度をつけて購入するのがおすすめです。
東京で一人暮らしを始める際は
初期費用50万円が必要?
東京で一人暮らしを始めるには、初期費用が50万円必要だと聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、50万円という費用目安は、賃貸借契約時にかかる費用を指していることが多く、その他の引っ越し費用や家具・家電の購入費用と合わせて考えると、さらに高額になるかもしれません。
たとえば、家賃7万円の賃貸物件に一人暮らしする場合、引っ越し費用に10万円、家具・家電の購入費用に15万円かかったと仮定すると、初期費用は50万円を超えてしまいます。
初期費用の内訳は以下の通りです。
費用項目 | 費用目安 |
---|---|
敷金 | 70,000 円 |
礼金 | 70,000 円 |
仲介手数料 | 70,000 円 |
前家賃 | 70,000 円 |
鍵交換費用 | 20,000 円 |
保険料 | 20,000 円 |
引っ越し費用 | 100,000 円 |
家具・家電の 購入費用 |
150,000 円 |
合計 | 570,000 円 |
さらに、月半ばに引っ越しを行うと、日割り家賃もプラスで支払う必要があります。
家賃7万円の物件に住む場合でも、50万円を超える初期費用がかかってしまうので、家賃が高い物件に住むとなると、より高額な初期費用がかかってきます。
なぜなら、初期費用の半分近くを占める賃貸物件の契約にかかる初期費用は、月々の家賃に応じて設定されていることが多いからです。
東京で一人暮らしを始める際は、初期費用に留意したうえで家賃設定をおこなうと安心です。初期費用を抑えたい方は、家賃設定を安めにしましょう。
なお、弊社は「賃料6万円以下の専門店」として、都内に多くの賃貸物件を取り扱っており、ニーズに合ったお部屋のご提案が可能です!家賃・初期費用を抑えたい方は、ぜひ「部屋まる。」へご相談ください。
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一人暮らしの初期費用を
安く抑えるコツ
東京で一人暮らしを始めるときは、やはり地方に比べて高額な初期費用がかかる傾向にありますが、初期費用を安く抑える方法はいくつかあります。
家賃が安い賃貸物件を選ぶと、初期費用を抑えられると前章でお伝えしましたが、それ以外にも「お部屋探しの時期を調整する」「引っ越し費用を安く抑える」「敷金や礼金0円の賃貸物件を選ぶ」という3ポイントをおさえることで、初期費用を安く抑えることができます。
お部屋探しの時期を調整する
お部屋探しの時期を調整することで、初期費用を安く抑えることができます。
新生活シーズンの1月から3月にかけては、入居希望者が多く需要が増えるので、家賃相場も高くなる傾向があります。
お部屋探しの時期を調整できる方は、1月から3月までの繁忙期を避けることで、初期費用を安く抑えることができるのです。
とくに、不動産業界の閑散期である4月中旬〜8月末にかけては、仲介手数料が通常よりも安かったり、家賃そのものが安くなっている場合があるので初期費用を安く抑えたい方にとっては狙い目です。
引っ越し費用を安く抑える
初期費用を安く済ませるポイントの1つとして、引っ越し費用が挙げられます。
引っ越し費用を安く抑えることで、初期費用にあまりお金をかけずに、一人暮らしを始めることができます。
先述しましたが、引っ越し費用は、荷物の量が多く輸送距離が長いほど高くなります。
また、引っ越し業者の繁忙期である3月〜4月は、他の時期に比べ、引っ越し費用が高くなるのが一般的です。
可能であれば、引っ越しの時期を繁忙期とずらしたり、荷物量を減らしたりすることで、引っ越し費用を安く抑えられます。
引っ越しの時期や輸送距離、荷物量によっては、引っ越し先で新しく家具・家電を購入した方が、最終的な初期費用が安く済むこともあります。
家具・家電量販店の店舗数の多い都内では、新生活シーズンになると「新生活応援フェア」が開催され、通常よりも安い値段で家具・家電が手に入るので、そのタイミングでまとめ買いするのも手段のひとつです。
敷金・礼金が0円の賃貸物件を選ぶ
初期費用を安く抑えるコツの1つとして、敷金・礼金が安い賃貸物件を選ぶことが挙げられます。
家賃そのものが安い物件を選ぶことも大切ですが、敷金・礼金なしの物件を選ぶことで、家賃の約2ヶ月分の費用を抑えることが可能となります。
そのため、一人暮らしを始める際にかかる初期費用を約10〜15万円ほど安く済ませることができます。
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まとめ
本記事では、東京で一人暮らしをするためにかかる初期費用と、初期費用を安く抑えるコツについてご紹介しました。
一口に「初期費用」といっても、賃貸借契約にかかる費用や引っ越し費用、家具・家電の購入費用など、様々な種類の初期費用があります。
高額になりがちな初期費用ですが、お部屋探しの時期を繁忙期からずらしたり、引っ越し費用を抑えたり、敷金・礼金の安い物件を選んだりすることで、初期費用を安く抑えることができます。
「部屋まる。」では、実績豊富なスタッフがマンツーマンで対応いたしますので、初期費用やお部屋探しに関する様々な不安を解消しながら、納得のいくお部屋探しをすることができます。
都内にある賃料6万円以下の賃貸物件を中心に取り扱っているため、初期費用をなるべく安く抑えたいという方は、お気軽にお問い合わせください。
一人暮らしを検討中の方や、現在お部屋探しをしている方は、ぜひ一度ご相談ください。