

上京することが決まったものの「初めての東京での一人暮らしは何から始めていいかわからない」と困っている方や、漠然とした不安でなかなか決心がつかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、上京においてはいくつかのポイントをおさえておくと、スムーズにお部屋を探すことができます。
そこで、今回はこれから上京を考えている方向けに、上京する際のお部屋探しのポイントや上京後の流れをご紹介します。
東京でのお部屋探しに迷われている方は、ぜひ参考になさってください!
上京のための
部屋探しポイント5つ!
この章では、お部屋探しのポイントを5つに絞って詳しくご紹介していきます。
①上京後の生活や目的を考えて探そう
就職のためか、進学のためか、夢のためかなど、上京する目的によって生活スタイルは変わってきます。
進学・就職の場合は通勤・通学が毎日のことになるため、「乗車時間」「駅から徒歩何分か」「駐車場や駐輪場の有無」などを優先するのがおすすめです!
通勤・通学の時間が長すぎると体力的なストレスの原因になってしまうかもしれません。
逆に会社や学校からの距離が短すぎても、仕事・学校のエリアと生活圏が被ってしまい、ストレスの原因となる可能性があります。
人にもよりますが、通勤・通学時間は一般的に30分以内が良いとされているため、会社や学校から30分圏内で通えるエリアに絞るのがおすすめです。
また、帰る時間が遅くなる方は、治安や帰り道の街灯の有無なども意識してお部屋を探すといいでしょう。
②上京後の生活費を考えて家賃を決めよう
ご自身のライフスタイルだと生活費がいくらかかるのかを考えて、家賃とその他の生活費の上限を決めてお部屋を探しましょう。
毎月の生活費は家賃や食費、光熱費込みで約16万円が一般的です。家賃をどのくらいにすれば良いかわからないという方はご参考になさってください。
家賃を安く抑えても、お部屋から職場や学校が遠い場合は毎日の交通費がかさんでしまい、結果として、家賃が高めの物件と月々の生活費が変わらない場合もあります。
そして、家賃が高い物件を選ぶと、初期費用も高くなります。初期費用や引っ越し費用も考慮して、余裕を持った予算設定を心がけましょう。
以上の理由により、生活費を抑えたいからといって安易に家賃が安い物件を探すのではなく、トータルの生活費を考慮して、家賃の設定やお部屋探しをすることが大切です。
③部屋の設備・広さ・間取りを
チェックしよう
設備は、バス・トイレ別やエアコン、クローゼット、オートロックなどのなかで優先順位を決め、希望にあったお部屋を探しましょう。
また、間取りや畳数だけでなく、専有面積を確認することも大切です。
一人暮らし向けのお部屋の専有面積は25平米前後が一般的です。しかし同じ専有面積でも間取り次第で広さは変わるので、間取りと専有面積は合わせて確認しておきましょう。
一人暮らしの場合、ワンルームや1Kのお部屋を選ぶ方が多いですが、ワンルームや1Kは収納スペースが少ない傾向にあるため、荷物が多い方にはあまりおすすめできません。
実際に内見や採寸などをしながら、ご自身に合った広さや間取りのお部屋を選びましょう。
④お部屋探しのスケジュールを立てよう
内見可能日や入居可能日、家賃発生日などのスケジュールをしっかりと管理して計画的にお部屋探しを行いましょう。
賃貸物件の場合、早めに良い物件を見つけてもお部屋をキープしておくことが難しいです。
入居するまでの数ヶ月分の家賃を無料にするフリーレントという契約もあります。
しかし、そうでない場合は、お部屋をキープするために上京前に物件だけを契約し、誰も住んでいない物件に対して無駄に家賃を払わなくてはいけないということもあります。
そのため、お部屋探しは早すぎず遅すぎない、入居予定日の1.5〜2か月前ごろに開始しましょう。
また契約の申し込みから入居までには入居審査や契約、引っ越しなどによって2週間程度かかります。
ギリギリすぎるスケジュールでお部屋探しをしていると、審査や契約に意外と時間がかかり、予定の入居日に入居できないなんてこともあるかもしれません。
1か月程度でお部屋探しを終え、契約するのがおすすめのスケジュールです。
1日で複数のお部屋を内見することもできます。地方住みで交通費を節約したい方は、どのお部屋を内見するのかを絞ってまとめて内見すると良いでしょう。
⑤入居審査に落ちてしまうときは
賃貸物件を借りる前には入居審査というものがあります。具体的には、借主に家賃の支払い能力があるか、トラブルを起こす心配がないかなどといった審査内容です。
借主の雇用形態が不安定な場合や、求職中である場合などは審査に落ちてしまう可能性があります。
シェアハウス、マンスリーマンション、UR賃貸は、普通の賃貸物件よりも比較的審査が緩く、入居しやすい傾向にあります。審査に落ちてしまう場合はこれらの物件を選ぶと良いかもしれません。
シェアハウスは個室と共同空間でできた住まいです。家具・家電が完備されているため自分で買い揃える必要がありません。
最短1か月間から契約可能で、契約時に敷金・礼金・保証人・収入証明が不要なので普通の賃貸物件よりも安く済みます。
マンスリーマンションは1か月単位で自由に居住期間を選んで契約できる住まいです。こちらも家具・家電が完備されているため、面倒な引っ越し作業をすることなく、そのまま生活できる環境が整えられています。
敷金・礼金は必要ないですが、その分1か月分の費用が一般的な賃貸物件より高いという特徴があります。
UR賃貸とは、UR都市機構という都市行政法人が管理している公的な賃貸物件です。
礼金・仲介手数料・保証人が不要で、入居時には敷金として家賃の2か月分と日割り家賃と共益費しかかからないため初期費用を抑えることができます。ただし、保証人が不要な分入居者本人の審査が厳しめです。
部屋探しから
上京して生活するまでの流れ
①上京資金を準備する
上京するには初期費用や引越し代・交通費などが必要となります。上京資金+生活費1〜2か月分ほどを貯めておくと余裕を持って生活がスタートできるでしょう。
就職先が決まっておらず上京後の収入源が決まっていない場合は、生活費が3か月分ほどあると安心です。
②収入・仕送りを考慮して家賃を決める
一般的に一人暮らしの家賃は手取り額の3分の1以下が理想とされています。
上京後の収入・仕送りを考慮し、家賃を払ったうえでゆとりのある生活を送ることができるよう家賃を決めましょう。
東京では都心部に近いほど、家賃が高くなる傾向にあります。逆に都心から離れると家賃相場は下がります。ご自身の会社や学校の所在地と併せて考慮するのが賢明です。
③家賃相場からエリアを決めて、
物件探しを始める
理想の家賃が決まったらお部屋探しを始めます。家賃相場でエリアを絞り、希望の設備や間取りなどからご自身の希望に合う物件を探しましょう。
地方に住んでいる方はインターネットを活用して物件を探すのも良いでしょう。
ただし、お部屋の広さや日当たりなど、写真だけでは分からない部分もあります。トラブル回避のために、なるべく現地に行って内見を行うことがおすすめです。
④内見をする
希望の物件をいくつかに絞ると、不動産会社に問い合わせて内見をしましょう。
内見の際にはお部屋の広さを測るためのメジャーや、現地の状況を収めるためのカメラなどを持っていくと良いです。
実際に歩いた場合に駅からどのくらい時間がかかるのか、さらには通勤・通学時間帯の電車の混み具合なども確認すると良いでしょう。
⑤契約・手続きをする
内見が終わり、希望の物件を決めたら契約・手続きをします。
契約には身分証と住民票と印鑑、印鑑証明書、連帯保証人の書類、連帯保証人の承諾書などが必要になります。たくさんあるので、事前に準備をしておくとスムーズに契約できますよ。
⑥上京生活を始める!
無事契約が完了すると、引越しをしていよいよ上京生活の始まりです。
上京後の生活は不安も多いかもしれませんが、しっかりと準備を整えることで、東京での新しい生活を楽しめます!
まとめ
本記事では、上京するときに押さえておきたいお部屋探しのポイントと、上京するまでの流れについてご紹介しました。
お部屋探しの予算や立地は、上京後の生活を考慮して決めましょう!また、お部屋の契約は予想より時間がかかることがあります。そのため、余裕をもって探し始めることがおすすめです。
ただ、上京にはたくさんの費用がかかりますよね。
少しでも費用を抑えて上京したい方や、お部屋探しにお困りの方は都内の格安物件数最大級を誇る「部屋まる。」におまかせください!
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