

上京がしたい!けれど、「上京する際にはどのくらいの資金が必要なんだろう」と不安に思っている方がいらっしゃると思います。
上京資金は、引っ越しだけでなく、家具や家電など一式買い揃える費用も含まれているため、ある程度のお金を貯めることが必要になります。
本記事では短期間で上京するまでにはどのようにお金を貯めるのが良いかに加えて、上京する際にかかる費用についても解説します。
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そもそも
上京にかかる費用とは?
実はこれといった費用の目安はなく、30万円でできたという方が居れば、100万円必要という方もいるように引っ越し先の環境によって差があります。
ですが、ある程度決められた契約費用や家具家電・日用品費があるため、上京前に大まかではありますが引っ越し費用を計算することが可能です。
下記で引っ越し業者に依頼する場合の依頼時期と契約費用、家具家電や日用品費についてご紹介するので、ご自身の希望と照らし合わせて上京する前の参考にしてみてください。
そこでまずは、上京の不安要素をこの3つの項目に分けて対策をご紹介します。
引っ越し業者への依頼費
もし、引っ越す前に家具家電の購入を済ませていたり、実家の大きな荷物をそのまま上京先に持って行ったりする場合は、引っ越し業者に依頼するのが一般的かと思います。ただ、引っ越し業者に依頼する場合、それなりに費用がかかります。
また、シーズンごとにかかる費用が異なるので、事前に把握しておくことが費用削減のポイントになります。
まず、3〜4月は新年度の引っ越しシーズンとなり、引っ越し業者の繁忙期となります。通常期と比べて費用が多くかかるため、引っ越し時期をずらせるのであれば、可能な限り繁忙期を避けることがおすすめです。
一方、5〜8月は引っ越し業者が閑散期となることが多く、3〜4月と比較して価格は安価になるため、依頼するには適している時期と言えるでしょう。
お部屋の契約費用
そして、一般的にかかる初期費用の相場については下記になります。
敷金 | 家賃1か月分 |
---|---|
礼金 | 家賃1か月分 |
仲介手数料 | 家賃1か月分 |
保証会社手数料 | 家賃0.5~1か月分 |
火災保険料 | 1万円~2万円 |
前家賃 | 家賃1か月分 |
初期費用として敷金や礼金などが必要となり、家賃によっては25〜50万円必要になってきます。
敷金や礼金、仲介手数料は不動産によって価格の変動があるため、しっかりと事前に調べることをおすすめします。
家具・家電や日用品代
初めて一人暮らしをする際には、家具家電・日用品等を買い揃える必要がありますよね。主に必要な家具家電・日用品等の金額相場は下記になります。
掃除機 | 約5,000円 |
---|---|
冷蔵庫 | 約2万5,000円 |
洗濯機 | 約3万円 |
電子レンジ | 約1万円 |
テレビ | 約3万円 |
寝具等 | 約3万円 |
これら以外にも、カーテンやキッチン用品、トイレ用品、収納棚などが生活をしていくうえで必要なものになってくるかと思います。すべてを買い揃えるには15万円程度かかるとされています。
しかし、中古品やアウトレット品を活用することで、費用を抑えることが可能です。必要なものをリストアップし、優先順位をつけて購入することで無駄を省くことができます。
また、家具や家電、日用品の費用を抑えるために、近年では家具や家電をサブスクとして期間を決めて借りることができ、新品で購入するよりも大幅に安くすることができます。
上京費用を抑えるには
前章では、上京する際にかかる主な費用について解説しました。上京には、まとまった資金が必要になります。この章では、上京費用を抑えるポイントについて解説いたします!
引っ越し費用を削減
引っ越し費用は、引っ越し会社を利用する場合、荷物の量と移動距離、その他オプションサービスを付けるか否かで決まります。荷物が増えると、荷物を運ぶために必要な人数とトラックの数が増えるので、費用も高くなってしまうのです。
そのため、荷物を少なくすれば引っ越しにかかる費用を抑えることができます。不必要なものは計画的に処分するのがおすすめです!なお、単身の引っ越しパックがある業者であれば、3万円以下で引っ越しできる場合があります。
そのほかにも、引っ越すお部屋によっては引っ越し費用が高くなることがあります。たとえば、お部屋の階数が高かったり、エレベーターが無かったり、建物の前にトラックが駐車できなかったりすると、荷物の運搬が大変になるので料金が上乗せされる可能性があります。引っ越しの費用を抑えたい方は、お部屋選びの際にこれらの点も考慮してみてください。
家賃が安い物件を選ぶ
家賃ができるだけ安い物件を選ぶことで上京のハードルを下げることができます。また、お部屋を契約する時の初期費用も安く抑えられます。
たとえば、都内でも八王子市など23区外のエリアは、23区内のお部屋と比べて家賃相場が安くなります。23区内では、東京は都心部に近づくにつれて家賃が高騰していく傾向が強いため、まずは練馬区、板橋区、江戸川区、葛飾区など比較的家賃相場が低いエリアから調べていくことをおすすめします。
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上京資金はどう貯める?
上京する際には、上記に記載した費用以外にも交通費、光熱費などの思いがけない費用がかかってしまいます。
そのために、以下のような方法で上京資金を貯めていきましょう。
目標の貯金額を決めよう
上京に必要な費用を大まかに見積もりして、ご自身の貯金額の目標を設定しましょう!
まずは、住みたい場所と上京する時期を決めると具体的なイメージができるのでおすすめです。各々の状況にもよりますが、一般的に上京資金は50万円から100万円だと言われています。
100万円と聞くと高く感じられるかもしれませんが、事故や病気など万が一のことがあるかもしれません。可能であれば100万円ほどあると安心です。家賃の約5.5〜12.5か月分の費用が必要になるとの意見もあります。
また、一人暮らしをこれから始める方と、すでに一人暮らしをしている方では、家具・家電の購入有無や、それに伴う引っ越し費用の差で、必要金額も異なってきます。引っ越し業者や不動産のサイトを比較し、費用を把握しておくことで見積もりがより具体的に算出しやすくなります。
大体の資金額の目安がわかったら、アルバイトや仕事をしている場合、時給や月の勤務数(月給)から、毎月の貯金額を計算できます。
アルバイトを始めよう
目標資金を貯める際は収入源が必要ですので、アルバイトをすることも一つの方法になります。
具体的に、地方でアルバイトをして上京するまでに必要な費用は全国平均で90万円となっており、必要な期間としては平均で1年7ヶ月程度かかるという結果になっております。
ただ、あくまでも平均値ではあるため、ご自身の状況に合わせての目標金額を基準にアルバイトをすることが第一になります。
東京に住み込みで働く方法もある
職種や働き先によっては社宅完備の企業や住み込みで働ける環境が用意されている場合があります。
もし、上京資金が貯まらない場合や、一刻も早く上京をしたいという方であれば、そういった環境の企業への就職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
節約をしよう
貯金はすぐに貯まる訳ではありませんので、日頃からの意識が大切になります。
そこで、日々の生活のなかから貯金をする際の工夫について紹介します。
家計簿をつける
貯金をするならば家計簿をつける習慣を必ず取り入れましょう。
家計簿をつけることによって、自分が何にいくら使っているのかを把握することができ、無駄な出費を抑えることにつながります。
紙で家計簿をつけると続かないという方は、スマホのアプリで家計簿をつけることがおすすめです。スマホであれば手軽に入力することができるため習慣化もそこまで難しくはありません。
衝動買いはしない
洋服や小物など自分の好みの物を見つけると、買う予定ではなかったのについつい買ってしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、衝動買いが積もっていくと、全く貯金ができなくなってしまいます。
物を買う前に一度本当に必要かどうか考える習慣をつけることで、衝動買いを抑え節約に繋げましょう。
貯金の仕方を工夫する
節約した分を自動的に貯金できる仕組みを作ることも効果的です。
たとえば、給与が振り込まれると同時に一定額を別の貯金口座に自動振替する設定をしておけば、貯金をうっかり使ってしまう心配がありません。目標額を達成するために、具体的な期限を設けておくことも、モチベーション維持に役立ちます。
その際、目標額を達成した自分へのご褒美を設定しておくと、節約生活も楽しく続けられるでしょう。 また、上京資金を貯める過程で得た節約術や貯金の習慣は、上京後の生活でも役立つことが多いです。
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今回は、上京に必要な費用やその抑え方、資金を貯めるポイントについて解説いたしました。
上京の費用は見積もりを立てても、想定する金額をオーバーすることが多いため、引越し業者の費用やエリアごとの家賃相場など具体的に算出できる部分は細かく調査することをおすすめします。
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