
東京での大学生活が始まると思うとワクワクする一方で、「家賃の相場はどれくらいなんだろう?」という不安も出てきますよね!
地方から上京する学生や、その保護者の方にとって、無理のない家賃で安心して暮らせるかどうかは大きな関心事だと思います。
結論から言うと、東京で一人暮らしをする大学生の家賃は管理費込みで月7万円前後を目安にしておくと、安定した生活がおくれるでしょう。また、仕送りやアルバイトも含めて生活費は月13万〜15万円ほどを見込んでおくと、安心です。
この記事では、東京で一人暮らしを始める大学生に向けて、家賃の考え方や生活費の目安、初期費用、部屋探しの時期やエリアの選び方などをご紹介していきます。
東京で一人暮らしを始める際のご参考としていただければ幸いです!
東京で一人暮らしをする
大学生の家賃相場

まずは、全国の大学生がどのくらいの費用で暮らしているのかを知るところからスタートしてみましょう。
全体のイメージをつかんでおくと、東京の家賃が高いのか、それとも自分の希望額が現実的なのかが判断しやすくなります。
大学生の生活費と住まいにかかるお金
まず、全国の大学生がどのくらいのお金で学生生活を送っているかを見てみましょう。
日本学生支援機構(JASSO)の「2022年度 学生生活調査」によると、学費と生活費を合わせた年間の学生生活費は平均182万4,700円です。(2025年12月18日参照)
これを12ヶ月で割ると、月あたり約15万円前後になります。学生生活費には授業料などの学費も含まれているので、家賃や食費だけが15万円という意味ではありません。
この枠の中で家賃をどのくらいに抑えるかが、無理のない一人暮らしにつながるポイントです。
東京・首都圏の学生の平均家賃と通学時間
次に、東京・首都圏で一人暮らしをする学生の家賃相場を見てみましょう。
学生ウォーカーの「みんなの家賃どれくらい?最新版」によると、東京・首都圏の大学184校に通う学生の平均家賃は57,460円、管理費を含めると約6.1万円、平均通学時間は約28分という結果が出ています。(2025年12月18日参照)
これらのデータを見ると、東京周辺で一人暮らしをする大学生の家賃は、管理費込みでおよそ6万円前後が目安です。
>また、通学時間も30分前後におさまっているケースが多く、家賃と通学のバランスを意識しながら部屋選びをしていることが分かります。
エリアによって変わる東京の家賃相場
同じ東京の中でも、住むエリアによって家賃相場の変化はかなり大きいです。同じ東京都内でも、23区外や下町エリアは家賃が抑えめで、都心3区や人気エリアは家賃が高めという傾向があると分かります。
区ごとの家賃相場を見ると、同じ東京23区内でも金額にはかなり差があります。
【HOME'S】東京23区の家賃相場によると、ワンルーム・1K・1DKの平均家賃は、江戸川区で約8.0万円、葛飾区や足立区で約8.2万円と、比較的おさえやすい水準になっています。(2025年12月18日参照)
一方で、千代田区や港区、渋谷区は14万〜15万円台が目安とされており、初めての一人暮らしで選ぶには負担が大きくなりやすいエリアと言えるでしょう。
同じ東京でもエリアによって家賃は大きく変わるため、自分にとって負担が少なく、かつ通学もしやすい場所を選ぶことが、安心して暮らせる一人暮らしのコツです。
大学生の住まいの種類

東京での家賃や生活費のイメージがついてきたら、「どんな生活を選ぶか」も考えておきたいところです。ここでは、大学生の一人暮らしに多い住まいのタイプを3つご紹介します!
賃貸アパート・マンションは、もっとも一般的な一人暮らしのスタイルです。
学校の近くや沿線の駅周辺など、選べるエリアが広いのが魅力と言えます。
間取りや設備のバリエーションも多く、自分のペースで生活しやすい、自由度の高い住まいです。
一方で、防犯意識や生活ルールは自分でコントロールする必要がある点は意識しておきたいところです。
学生寮は、学校や関連団体が運営していることが多く、家賃や食費を比較的おさえやすいというメリットがあります。
食堂や共有スペースがある寮なら、仲間と自然と顔を合わせやすく、友人ができやすい雰囲気も魅力です。
その分門限や共同生活のルールがある場合も多いため、自由度よりも人とのつながりやサポートを重視したい人に向いた住まいと言えます。
学生マンション・学生会館は、学生専用に作られた賃貸住宅を指します。
管理人常駐やオートロックなど、防犯面の設備が整っていることが多く、初めての一人暮らしでも安心しやすい点が特徴です。
家具家電付きの物件もあり、初期費用をおさえやすい代わりに、一般のアパートより家賃がやや高くなるケースもあります。
賃貸アパート・マンション、学生寮、学生マンション・学生会館には、それぞれ違った魅力とメリットがあります。自由度をとるのか、費用を重視するのか、安心感を優先するのかによって、合う選択肢は変わるでしょう。
次の章では「自分に合った家賃はいくらに設定するか」を、仕送りやアルバイト収入とのバランスから考えていきます。
一人暮らしの初期費用

住まいの種類がイメージできてきたら、次に気になるのが初期費用ですよね。
ここでは、東京で一人暮らしを始める大学生がチェックしておきたい初期費用の内訳と、ざっくりとした相場感を整理していきます!
契約時にかかる主な費用
賃貸契約の初期費用は、家賃の4〜5か月分が一般的です。
その中には、敷金と礼金も含まれます。敷金は家賃1〜2か月分が目安で、退去時の原状回復費用などに充てられる預かり金であり、退去時に返金されることがあります。
礼金も敷金同様、家賃1~2か月分が目安とされていますが、こちらは大家さんへの「お礼」として支払うため、退去時に返金されることはありません。
このほかに、入居する月の家賃を前払いする前家賃(家賃1か月分が目安)や、不動産会社に支払う仲介手数料(家賃0.5〜1か月分+消費税)も発生します。
SUUMOによると、シングル向けの火災保険料は約1万〜1万5,000円、家賃保証会社を利用する場合の保証料は家賃+共益費の0.5か月分が一つの目安として紹介されています。(2025年12月18日参照)
さらに、物件によっては鍵交換費用や害虫駆除費用などが必要になることもあるため、見積もりに含まれている項目を一つずつ確認しておくと安心でしょう。
家具・家電や引越し費用も意識しよう
契約時の初期費用とは別に、実際に暮らすためには家具・家電の購入費や引越し費用も必要になります。
SUUMO 引っ越し見積もりの記事では、シングルの引越し費用は約3万〜10万円と金額に幅があり、荷物の量や距離、引越しシーズンによって変わると説明されています。(2025年12月18日参照)
3月後半などの繁忙期を避け、平日を狙うと料金を抑えやすいとされているので、時期にゆとりがある場合は意識しておくとよさそうです。
家具や家電については、ベッドやカーテン、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどを一度に揃えると負担が大きくなりがちです。
ただ、実家から持ってこられるものを活用したり、中古品やフリマアプリを使ったり、家具家電付き物件を選んだりすることで、初期の出費を抑えることもできます。
自分に合ったスタイルで工夫しながら、無理のない範囲で必要なものをそろえていくイメージが安心でしょう。
次の章では「自分に合った家賃はいくらに設定するか」を、仕送りやアルバイト収入とのバランスから考えていきます。次の章では、こうした費用面も意識しながら、東京での部屋探しのタイミングや進め方について見ていきます。
部屋探しのタイミング

初期費用のイメージがついたら、「いつから動き始めるか」も考えておきたいところです。
同じ4月スタートでも、いつ探し始めるかによって選べる物件や引っ越しのしやすさが少し変わってきます。
探し始める時期の目安
引っ越し予定日の1〜2か月前から部屋探しを始める人が多いです。
4月から新生活を始める場合は、2〜3月ごろに「家賃」「エリア」「通学時間」の条件を整理し、不動産会社に相談していく流れをイメージしておくと、比較的スムーズに進めやすいでしょう。
大学生協サイトによると、推薦やAOで早めに進路が決まる学生は、12月〜1月ごろに部屋探しを始めているケースが多いとされています。(2025年12月18日参照)
一方、一般入試組は部屋を決めるのが3月以降に集中する一方で、情報収集自体は2月以前から動いている人も少なくないようです。
合格前の段階でも、候補エリアや家賃の目安だけ先に見ておくと、合格が決まったあとに相談しやすくなりますよ。
繁忙期に慌てないために
賃貸市場の繁忙期は2〜3月で、この時期は空室が多い一方、申し込みの動きも活発になるとまとめられています。
新大学生はどうしてもこの時期に動くことになりますが、「合格したらすぐ相談できるように条件だけ先に決めておく」「気になるエリアの相場を早めにチェックしておく」など、準備しておくことで、慌ただしい時期でも落ち着いて部屋を選びやすくなるでしょう。
推薦か一般入試かによってスケジュールは少し変わりますが、「合格が見えてきたタイミングで情報収集を始める」ことを意識すると、東京での新生活に向けて、より快適で住みやすい一人暮らしのスタートを切りやすくなりますよ。
まとめ
東京で一人暮らしを始める大学生は、家賃の金額だけでなく、「どんな学生生活を送りたいか」「無理なく続けられるか」をセットで考えておくことが大切です。
また、初期費用や引っ越し費用、上京するまでの流れも含めてイメージを掴んでおくと、家族とも相談しやすくなります。
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